プレゼンテーション•リテラシーで表現する

自分と他者と考えやアイディアを共有するためには、表現する力が必要です。また、納得解を導くために、ブレストするにも表現することが必要ですし、導いた納得解を伝えるためにも表現する力が必要です。社会に出れば、書類やパワポ、トークや説明で、相手に…

ロールプレイ•リテラシーで違う立場になってみる

これからの社会で必要なのは、さまざまな立場になって考えを巡らせたり、演じたりする力です。消費者だったり、顧客だったり、住民だったり……働く大人は仕事の対象の立場になって、イメージを膨らませなくてはなりません。学校では、国語で登場人物になりき…

仮説を作り出すシミュレーション•リテラシー

3つ目のリテラシーは、シミュレーション•リテラシーです。学校で理科の学習をして、実験結果の予想をたて、それを実験で検証することは、この基礎になります。社会ではさまざまな事象が起こります。それによって、次にどんなことが起こるだろうと予測する力…

ロジカルシンキングで複眼思考を鍛える

情報編集力の2つ目は、ロジカルシンキング•リテラシーです。ロジカルシンキングとは、筋道を立てて論理的に考えることです。学校で算数数学を学ぶのは、論理的に考えるためです。ロジカルシンキング•リテラシーを身につけることで、子どもは自ら考え、行動す…

コミュニケーション•リテラシー

情報編集力の1つ目は 《コミュニケーション•リテラシー》です。異なる考えをもつ他者と交流するために必要な力です。 その基礎になるのは、国語、英語になります。国語や英語で身につけた言語能力を活用し、他者とつながることが重要です。 アクティブ•ラー…

情報処理力から、情報編集力へ

「情報処理力」と「情報編集力」についてもう少し比較してみます。「情報処理力」は、読み書きソロバンの基礎学力です。速く正確に答えを出す力で、《頭の回転の良さ》が求められます。もちろん、この力は今でもこれからも必要で、小学校の学習の9割はこの力…

21世紀の子供たちに求められる学力は《レゴ型》学力

正解がある20世紀の成長社会において、必要とされていた学力は、いち早く正解を導き出す力でした。いわゆる「情報処理力」です。計算問題を速く正確に解くという力です。これをたとえると《ジグソーパズル型》の学力と言えます。ジグソーパズルには、正解…

成熟社会はランドセルの色も自由な時代

未来を生きる子供たちに、どのような力を付けなくてはならないかを述べる前に、これから子供たちが生きる未来(そして現在)はどのような社会なのかを知る必要があります。20世紀は《成長社会》で、世の中の物事に正解が1つありました。だから、その正解を早く…

小1の壁 小4の壁

「小1の壁」「小4の壁」という言葉があります。就学前に保育所に預けていた母親が、子どもの小学校入学にあたり、今まで通りに働けなくなるというのは、社会の仕組みとしておかしいと思います。また、学童保育の定員の関係で高学年から退級を余儀なくされる場…

保護者が学童に求めるものとは

家庭での学習習慣をつけるための自学ノートについて書いてきましたが、実際、働くお母さんにとって、家庭での学習習慣をつけるというとは、非常に難しいです。学童保育は預かりメインだし..... 私学進学を考えているわけではないので塾はちょっと.... 勉強以…

自学めにゅー

自学ノートとは、メニューのある家庭学習です。メニューがあることで、家庭学習を楽しく、そして、マンネリにならずに続けることができます。 そのメニューを組み合わせることで、内容は無限大とまではいきませんが、毎日違った内容の学習ができます。私の提…

自学ノートとは、メニューのある家庭学習です。メニューがあることで、家庭学習を楽しく、そして、マンネリにならずに続けることができます。 そのメニューを組み合わせることで、内容は無限大とまではいきませんが、毎日違った内容の学習ができます。私の提…

自学ノートのススメ

ノートでの家庭学習が効果的であると、前回書きました。 しかし、ノートでの自主学習には問題点があります。それは、 「やることが見つからない」 「やることがマンネリになる」ことです。子ども達は「何を勉強すればいい」か分からないのです。毎日、夕飯の献立を…

大村はま先生の著書より ~宿題について~

国語教育の一人者でおられた大村はま先生が、かつての著書「教室をいきいきと」で、宿題について、次のように書かれています。 『宿題というのは、本来、教室の学習のあとに自然発生的に、たとえば学校でグループ活動をしていて、計画的に従ってみんなどんど…

力が付く家庭学習

プリント等による宿題について書いてきましたが、やはり画一的な宿題には課題があります。個々に応じたプリントを出せばいいのですが、40人の子どものニーズに合わせたプリントを用意するのは現実的に不可能です。学力をつけるための家庭学習は何か!私は「自…

宿題は誰が◯付けするのか

算数のプリント1枚が宿題に出ました。さて、皆さんのご家庭では誰が◯つけをしますか? (コメントくださるとうれしいです。) 次のようなパターンが考えられます。《家庭で◯つけする場合》 ①親が◯つけをする。 ②自分で◯つけをする。《学校で◯つけする場合》…

担任の先生は、子ども達に学力をつけるために宿題を出すことが多いです。 「ドリルの○ページをやってきなさい。」 「練習問題《宿題で学力をつけるには》 担任の先生は、子ども達に学力をつけるために宿題を出すことが多いです。 「ドリルの○ページをやってきな…

宿題は何のためにやるのか

それぞれの立場で、この答えを考えてみてください。 ・自分が親だったら、子どもに何と答えますか? ・先生は子どもや保護者にどう説明しますか? ・子どもはどう思って宿題をやっていますか?考えられる答えとしては ①学力をつけるため、勉強ができるようにな…

家庭学習は認められて習慣化する

「子どもの家庭学習でじっくり見る時間がありません。」という母親の声を聞くことがあります。では、ほったらかしでいいでしょうか?それはダメです。 家庭学習で一番大切なのは、学習習慣をつけることです! ですから、家庭学習をやったという行為をお母さ…

「先に生まれただけの僕」第3話を見て

日本テレビ系で土曜日に放送されているドラマ「先に生まれただけの僕」。 櫻井翔演じる民間人校長が学校改革に立ち向かうストーリーです。 『予測不可能な未来を生き抜く子供たちに、教師は、大人は、何を伝え教えることができるか』ということがテーマです…

放課後の学びの場を考える

学校から帰ってきた子どもたちは、どこでどんなふうに勉強をしていますか? 一昔前は、母親が出してくれたおやつを食べながら宿題をやる、といった光景があったと思います。しかし、生活スタイルが変化し、共働きやシングルの家庭も多くなりました。 働く母…