放課後の学びの場を考える
学校から帰ってきた子どもたちは、どこでどんなふうに勉強をしていますか?
一昔前は、母親が出してくれたおやつを食べながら宿題をやる、といった光景があったと思います。しかし、生活スタイルが変化し、共働きやシングルの家庭も多くなりました。
働く母親にとって、子どもの宿題や勉強を見てあげられる時間は、はたしてどれだけあるでしょうか?
仕事で疲れて家に帰っても、子どもにご飯を食べさせなくてはなりません。ひと息ついて座ることもできず、掃除・洗濯などの家事をこなさなくてはなりません。
そんな頑張る母親が、さらに、お子さんの勉強を見る身体的・精神的な余裕はあるでしょうか?
一方で、子どもの学力問題は重要な課題です。
学校の授業だけでは学力は定着しきれません。家庭を含め、放課後の学びの場が、子どもの学力を高めるためには必要です。
みなさんのご家庭では、子どもの学びの場をどのようにお考えでしょうか。
「塾に行かせている」「学童保育で宿題をやっているのみ」「本人に任せている」「親がしっかり見ている」……
さまざまなお考えがあると思います。それらを交流し、子どもにとってよりよい放課後の学びの場を考えていきたいと思います。